「シリコンバレー歴」4年
シリコンバレーに来て、もうじき4年になる。
最初の2年は、スタンフォードにMBA留学で。その後、勤務する経営コンサルティング会社のシリコンバレーオフィスに転籍(完全移籍)し、もうじき2年。
渡米してちょうど1年して長男が生まれ、次男の誕生をこの7月に控えている。
アメリカ生活は、8-14歳に中東部に住んでいたのと合計して、そろそろ10年。
グリーンカードも取得したので、とりあえずアメリカに住み続けるオプションはあるものの、子育て・仕事などで望むことや、自由にならないことなど、不確定要素が多すぎるので、今後はどうなるか、何とも言えないところである。
現在のシリコンバレーの生活は、自分にとってはなかなか心地よく、最高である。
留学で来てみるまではどんなところなのか、ロクに知らずに来て、どうせ2年で日本に帰るだろうと思ってきたけど、ここが如何に特殊でスゴイ場所か、生徒として、そして働いてみて、また父親としても、身を持って思い知る日々である。
また、外から日本を比較対象として見て、自分なりの視点で日本の会社や日本人についても考えること、思うことが増えてきた。
シリコンバレーにいて、自分の立場というのは割と珍しいかもしれない。
起業している訳でもスタートアップで働いている訳でもなく、個人コンサルでもない。
日本からの企業派遣でも駐在妻でもなく、引退しているわけでもない。
学生の時期はあったけど。
経営コンサルティング会社のコンサルタントとして、こちらの所謂「大企業」と主に仕事をしている。
そういう立場での経験から思うことを書いていこうと思う。